がんのトランスレーショナルリサーチに取り組む元外科医。補完代替医療の科学的検証にも奮闘中。癌患者のために、日々、臨床に研究に勤しんでおります。
  • 04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »06
書籍紹介
2013年05月09日 (木) | 編集 |
書籍紹介です。

先日発売された『別冊宝島2000 「がん治療」のウソ

本書の中の
『過剰な期待を抱かせる「抗がんサプリ」の正体』(p100〜)
で、私のコメント記事が掲載されています。

もし、関心のある方は手にとって頂けると幸いです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ここまで読んで下さりありがとうございます!
がんの補完代替医療に関する正確な情報を
一人でも多くの患者さんやその家族の皆さんの
目に触れて欲しいと思い、頑張っています。
ポチっとクリックのご協力をお願いします。
 ↓ ↓ ↓     ↓ ↓ ↓ 
  にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ
にほんブログ村
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

がんになりやすい性格?
2011年04月13日 (水) | 編集 |
病気になりやすい「性格」 5万人調査からの報告
辻 一郎 (著)

病気になりやすい性格

「がんは、憂うつな女性に多い」

とか

「がん患者にはヒステリックで神経症的な症状が多い」

などと「がん」と「性格」との関連について
様々なことが語られたりしています。

本書では、著者の辻先生(東北大学公衆衛生学教授)の
研究室の研究成果と、世界各国の研究報告を踏まえ
「がんになりやすい性格はあるのか?」
について検証しています。

結論は・・・

「性格によって発がんリスクに差はない」

つまり、がんに罹り易いかどうかは
性格によって影響されるものではない
ということになります。

また、がんの再発についても
性格によって影響は受けない
と結論づけられています。

言い換えると、患者の気持ちや性格が
治療に影響を及ぼすということはない
ということになります。

つまり、
「病気=がんが治らないのは、
 気持ちが負けているからだ」
といった批判は間違っているばかりか、
がん患者さんを二重三重に苦しめて
しまうことになりかねません。

まわりの人達は、患者さんの気持ちを
受け止めて、支えてあげることが
重要なのだと思います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ここまで読んで下さりありがとうございます!
がんの補完代替医療に関する正確な情報を
一人でも多くの患者さんやその家族の皆さんの
目に触れて欲しいと思い、頑張っています。
ポチっとクリックのご協力をお願いします。
 ↓ ↓ ↓     ↓ ↓ ↓ 
  にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ
にほんブログ村
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





健康情報の見分け方
2010年12月23日 (木) | 編集 |
再び書籍紹介です。
健康情報

健康情報・本当の話
草野 直樹 (著)

目次は以下の通りです。

第1章 危ない健康食品
第2章 健康観と治療法の疑似科学
第3章 テレビの健康情報
第4章 危機煽り本の危うさ
第5章 芸能人の健康情報
第6章 “怪しい健康情報”からわかったこと

第1章から5章までは、皆さんも見たり聞いたりしたことのある
具体的な事例を取り上げ、何故そのような現象が起こるのか
原因を明らかにすべく豊富な資料と取材を通じて検証しています。

第6章では、怪しい健康情報の見極め方も解説されています。

怪しい健康情報の特徴として

1.むやみに数字を誇る
  「○○療法を受けた患者は述べ約1万4000人、奏効率約54パーセント」
  「これまで30万人を診たが、死亡診断書を書いたことはない」
  など、本当に必要なデータではなく
  自らの主張(療法)に信憑性を持たせるための
  レトリックとして「数字が使われて」います。

2.新造語をつかう
  「新免疫療法」「ミラクルエンザイム」「胃相、腸相」
  など、医学的・科学的に認知されていない名称を
  独自の価値観、定義で使っています。
  そしてあたかも新発見があったような印象を
  読者に抱かせます。

3.話が簡潔で極端
  「抗癌剤は毒だからダメだ」
  「動物性蛋白質は食べてはいけない」
  など、センセーショナルに訴えてきます。
  このような主張には、「極端さ」「わかりやすさ」が
  共通しています。

4.主張したいことだけを伝える
  自分の主張したいことは、こじつけでも何でも主張する一方で
  それに対する異論は反論は素通りするのも大きな特徴です。
  しかも意図的にそれを行なっています。


この本の著者は、怪しい疑似科学の健康情報が
社会現象として、国民に広まっていくのには
「発信源」と「広め役(促進因子)」があり、
情報のおおもとである「発信源」を突き止めないと
問題の解決には至らないと訴えています。

発信源は、専門家、学者、医師であったりします。
広め役は、代替医療の実践家やマスコミだったりします。

そして、それらを厳しく取り締まれば問題が
解決するかといえば残念ながらそうではありません
筆者は、国民が代替医療に向かう社会的要因にも
目を向けるべきであるとしています。
また、代替医療=非科学という紋切り型批判の
問題点も指摘しています。

このような怪しい健康情報から身を守るためには
どうすれば良いのでしょうか?

当ブログでこれまで取り上げてきた、医師と患者との
コミュニケーションが重要になるのかもしれません。
(ただ、情報の発信源や代替医療の実践者が
 医師である場合もあり、医師であれば誰でも良い
 というわけではありませんが...)

また、患者さんに責任を転嫁するわけではありませんが
患者さん自身が「情報を見極める目」を、
身に付ける必要もあると感じています。

そのようなこともあり、今回、この本を紹介させて頂きました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ここまで読んで下さりありがとうございます!
がんの補完代替医療に関する正確な情報を
一人でも多くの患者さんやその家族の皆さんの
目に触れて欲しいと思い、頑張っています。
ポチっとクリックのご協力をお願いします。
 ↓ ↓ ↓     ↓ ↓ ↓ 
  にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ
にほんブログ村
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★