がんのトランスレーショナルリサーチに取り組む元外科医。補完代替医療の科学的検証にも奮闘中。癌患者のために、日々、臨床に研究に勤しんでおります。
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「統合医療」情報発信サイト
2014年03月28日 (金) | 編集 |
厚生労働省の『「統合医療」に係る情報発信等推進事業

昨年末から私の所属する帝京大学が受託し、
ホームページの制作にとりかかりました。

で、本日、やっと公開にたどり着きました。

そのサイトの名前は、

「統合医療」情報発信サイト

です。

是非、アクセスしてみてください。

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コミュニケーションについて考える(4)
2010年08月26日 (木) | 編集 |
これまで3回にわたり医療現場における
コミュニケーションについて考えてきました。

そのきっかけとなったのが、国立がん研究センター
中央病院腫瘍内科の勝俣先生から頂いた1枚のスライド。
コミュニケーション

そして、これまで3回にわたって、スライドにある
3つのコミュニケーションパターンについて解説してきました。


「医師が情報を持ち、治療方針も医師が決める」
 =「オレが決める型」
 =パターナリズム(paternalism)

「患者が情報をもらい、患者が決定する」
 =「患者が決めな型」
 =インフォームドコンセント(informed consent)

「医師と患者が情報を共有し、決定も共有する」
 =「共有型」
 =意思決定の共有(Shared Decision Making)

そこで、今回は予告通り、科学的根拠に基づいた医療(EBM)における
コミュニケーションの重要性についてお話します。

過去にもEBMについてはブログで取り上げてきました。
科学的根拠に基づいた医療(EBM)について(私見1)
科学的根拠に基づいた医療(EBM)について(私見2)

繰り返しになりますが、EBMとは
「医師の専門性や経験・熟練、
 患者との価値観、
 科学的根拠(エビデンス)
 の3要素をバランスよく統合し、
 より良い患者ケアのための
 意思決定を行うものである」
と定義されています。

図にすると、こんな感じです。
ebm

そして、EBMとは、
「目の前の患者の最大幸福に
 焦点を当てる医療の方法論
ということになります。

方法・手段ということであれば
上手にそれを使う必要があります。
そして、上手に使うために不可欠なのが
良好なコミュニケーション」だと
私は考えています。

いくらEBMを実践しようとしても、



「オレが決める型」=パターナリズムだと
パターナリズム



「患者が決めな型」=インフォームドコンセントの
 悪い例(エビデンスだけを一方に患者に伝えるだけ)だと
IC


という感じで、三つの要素のバランスが
崩れてしまう可能性があります。



そこで、「共有型」=意思決定の共有を心がければ、
SDM.jpg

こんな感じで3つの要素のバランスが保たれ
より良い医療が提供できると考えられます。

ここまで、4回にわたり医療現場における
コミュニケーションの重要性について
私見もまじえて解説してきました。

ただ、私自身も、まだまだコミュニケーションスキルは
未熟なところもありますので、今後も勉強を続けていきたいと思います。

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コミュニケーションについて考える(3)
2010年08月22日 (日) | 編集 |
仕事に追われ、ブログの更新が滞りぎみで申し訳ありません。
(1)、(2)と書いてきたからには、(3)は
もっと早く書かないといけませんよね。反省。

医療現場におけるコミュニケーションについて考えるシリーズ3回目です。

繰り返しになりますが、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科の
勝俣先生から頂いたスライドはこちら。
コミュニケーション

過去2回は、スライドのイラストの両端にある

「医師が情報を持ち、治療方針も医師が決める」
 =「オレが決める型」
 =パターナリズム(paternalism)

「患者が情報をもらい、患者が決定する」
 =「患者が決めな型」
 =インフォームドコンセント(informed consent)

について解説してきました。
そして、それぞれに問題点や課題があることも
取り上げてきました。

今回は、これらの問題点を踏まえ、最近、注目されている
コミュニケーション方法について紹介します。

それは、スライドのイラストの真ん中にある

「医療者と患者が情報を共有し、決定も共有する」

というコミュニケーション方法になります。

これは、shared decision making(意思決定の共有)とも
呼ばれるコミュニケーション形態で、医師と患者との
双方向のコミュニケーションが重要になってきます。

具体的には、医師が、治療に関する情報を提供し、
患者さんも自分の希望を伝え、その上で意見を調整しながら
治療方針を決定していきます。

そして、最終的には、患者さんが理解・納得し、
満足いく医療が受けられることを目指します。

ですが、このコミュニケーション方法は、
患者さんの希望を無条件で受け入れる
もしくは患者さんの意見に迎合する
と言うことではありません。

コミュニケーションのベースには
科学的根拠に基づいた医療(EBM)が
なければなりません。

イメージとしては、医師と患者が
二人三脚で治療に取り組む姿を
想像してもらえればと思います。

ここまで、勝俣先生に頂いたスライドをもとに
医師と患者とのコミュニケーションについて
考えてきました。
勝俣先生には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

そして、このブログをここまで読んで頂いた方も
ありがとうございました。

つぎは、(4)としてEBMにおけるコミュニケーションについて
考えてみたいと思います。
(なるべく早めに書きたいと思います)

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