がんのトランスレーショナルリサーチに取り組む元外科医。補完代替医療の科学的検証にも奮闘中。癌患者のために、日々、臨床に研究に勤しんでおります。
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がん患者のための食事レシピ
2010年11月25日 (木) | 編集 |
先日、母校の附属病院栄養部の先生から
がん患者さんのためのレシピ集について
案内を頂きました。

↓↓↓ ホームページは、こちら ↓↓↓
http://igs-kankan.com/article/2010/11/000132/

がん患者さんの食生活は、抗癌剤治療の副作用などで
色々と工夫が必要である事は日常診療で強く感じていました。

ですが、医学部では栄養学を学ぶ機会はほとんどなく
ましてや調理学となると・・・

で、この管理栄養士の先生、患者さんの栄養管理のために
上手にサプリメントも活用されています。
(「足りないものを補う」というサプリメント本来の
 活用法になるのだと思います。)

私が学生時代には、代謝内科の教員もされていました。
その時にもっと色々と教わっておけば...と反省。

このブログを読んで頂いている方の中にも、
役に立つ情報があるのではと思い紹介させて頂きました。
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ホメオパシーに関する個人的見解
2010年08月12日 (木) | 編集 |
昨日、ホメオパシーに関する新聞報道についてブログに書きました。

本日も朝日新聞のサイトにて、記事の内容を取材した
朝日新聞東京本社科学医療グループ岡崎明子さんの
ブログが掲載されています。

ホメオパシーを巡る問題(その4) 赤ちゃんは治療法を選べない

先程、ウェブサイトを拝見いたしましたが
活発な議論が繰り広げられているようです。

ここで、ホメオパシーに関して、
私個人の見解を述べさせて頂きます。

私自身、がんの診療に携わっていますが、
ホメオパシーの癌に対する治療効果と
標準治療(手術、抗癌剤、放射線治療等)の治療効果を
比較して、ホメオパシーの治療効果が
標準治療を上回ったという報告は
私の知る限りひとつもありません。

そのため、ホメオパシーを癌の治療目的に
標準治療のかわりに用いる事はお勧めできません。

ただ、ホメオパシーを利用する目的が
患者個人の趣味・嗜好の範囲だとしたら
判断に困ります。
心の安らぎ、不安の軽減など、癌の治療とは
直接的に関係のないことに関して
ホメオパシーを利用する事は、医療者といえども
制限する事は難しいかと思います。

しかし、そのまま放置して良いというわけではありません。
いくら、趣味趣向だといってもホメオパシーを無制限に
利用して良いわけではなく、以下のような問題があるかと思います。

1.仮に心理的な効果が得られたとして、本当にその効果は
  ホメオパシーによるものなのか?
2.仮に心理的な効果が得られたとしても、その効果はホメオパシーを
  行うためにかかる費用に見合うかどうか?
  (=ホメオパシーのレメディを購入する価格は高すぎないか?)
3.ホメオパシーの利用は、利用者(患者)本人が本当に
  納得した上で行われているのか?
  (=身内や友人の紹介で断り切れずに利用していないか?
    医療者が無理やり勧めてきているようなケースはないか?)

その他にも問題点は色々あるかもしれません。

つらつらと個人的な意見を書いてきましたが
ここまでの文章をまとめると、

「現時点では、標準治療のかわりにホメオパシーを使う事は勧められない」

「ただし、がんの直接的な治療目的以外に、患者個人の趣味趣向の範囲で
 ホメオパシーを利用する場合は議論の余地はあるものの制限はできない」

というのが、がんの医療現場におけるホメオパシーに対する
私の個人的な見解になります。


皆さんの考えはいかがでしょうか?

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ホメオパシーについて
2010年08月11日 (水) | 編集 |
今朝の朝日新聞にホメオパシーに傾倒し通常の医療を拒否した結果、
命を落とす事になってしまった事例が2件報道されていました。

代替療法ホメオパシー利用者、複数死亡例 通常医療拒む
(朝日新聞 2010年8月11日朝刊)

この記事以外にも朝日新聞では、ホメオパシーについて
数回にわたり取り上げています。

問われる真偽 ホメオパシー療法
(朝日新聞 2010年8月3日 be)

「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査
(朝日新聞 2010年8月5日 朝刊)

ビタミンK2投与を 周産期・新生児医学会が緊急声明
(朝日新聞 2010年8月6日朝刊)

さらに8月3日の記事を書いた朝日新聞東京本社科学医療グループの
長野剛さんがブログ上にて記事に対する解説や読者からのコメントに
回答するなど活発な議論が行われています。

長野剛記者のブログ 「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを」
(2010年8月3日)

長野剛記者のブログ 第2弾 続「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを」
(2010年8月5日)

長野剛記者のブログ 第3弾 続々「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを
(2010年8月8日)

8月3日の記事では、私もコメントをしています。

(以下、記事から抜粋)
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がんの代替医療の検証を行っている埼玉医科大学の大野智講師は「日本の行政はホメオパシーを含む代替医療について、ずっと当たらず障らずの立場を続けてきた。効かないものは効かないということも、国は責任を持って情報発信すべきだ」と指摘する。
+++++

ホメオパシーに限らず代替医療全般に関して言える事ですが
行政も医療者も代替医療にあまり真剣に向き合ってきていません。

患者さんは、何か指針となるものを探そうと思ってもみつからず、
利用について誰かに相談してくても相談できずという状況です。

そのような中、今回の記事のようなケースが起きてしまいました。

今回の記事をきっかけに、
「代替医療の何が問題なのか?」
活発な議論が行われることを望みます。

また、記事には、患者さんは西洋医学を拒否して
ホメオパシーに傾倒してしまっています。
今日、Twitter上で頂いたコメントを拝借させて頂くと
「なぜ、その患者さんは西洋医学を拒否したのか?」
この点についても向き合うべき課題があるのかもしれません。

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